二十四節気 冬 ~小雪~

2021年11月22日

小雪 冬を6つに分けたうちの2番目の節気

太陽視黄経 240度 20/24番目

・・・冷ゆるがゆえに、雨も雪となりてくだるがゆえなり・・・

寒くなって雨が雪になる(国立天文台 こよみ用語解説)

小雪とは、色づいていた紅葉が落ち始め、わずかな雪が降る頃という意味

「小」には、小さいの他に、少しとかわずかという意味があります

雪の量はまだそれほど多くは無いので「小雪(しょうせつ)」と呼ばれています

(気象庁の予報用語における「小雪(こゆき)」は、数時間降り続いても、1時間あたりの降水量が1mmに満たない雪のこと)

 

この時期、昼間はそれほど冷えず、時には春を思わせるような温かな日になることがあり、「小春日和」と言います

小春日和が続くと春と勘違いしたのか、桜やたんぽぽなどの春の花が咲くこともあり、この花たちを「帰り花」「忘れ花」「狂い花」などと呼ばれます

ただ、夕方以降はぐっと気温が下がり、寒暖の差が激しいので、体調を崩さないよう注意しましょう

乾燥が加わるこの時期は、ウィルスを吸い込みやすくなり、肌荒れなどの原因にもなりますので、しっかり乾燥対策をしてください

本格的な冬はすぐそこです・・・

 

小雪の頃・・・

11月23日に「勤労感謝の日」がめぐってきます

勤労感謝の日の前身は、五穀の収穫に感謝して祝う「新嘗祭(にいなめさい)」で、新穀を神様に供えて感謝し、人が初めて口にする行事です

今年は旬の食べ物を感謝していただいてみてはいかがでしょうか?

 

またボジョレー・ヌーヴォーの解禁日

2021年は11月18日です、新酒ならではのフレッシュな味を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

お歳暮の準備をし始める目安も小雪の頃です

 

小雪の頃の食べ物・・・

ホウレン草

ヨーロッパでは「胃腸のほうき」といわれているほど、消化吸収がよく、食物繊維が多く含まれている豊富に含まれてます

鉄分とカロテンを他の野菜よりも豊富に含んでおり、冬に収穫されるものはビタミンCも多く含まれています

貧血予防にもなり、冬場の弱った胃腸をいたわるにはぴったりの食べ物です

ホウレン草は、葉の色が鮮やかでツヤがあるもの、葉先までハリがあるもの、根の切り口が太くて乾いていないものがよいとされています

保存するときは濡らした新聞紙に包んでポリ袋に入れ、根を下にして野菜室に入れるとよいそうです

 

みかん

ビタミンC以外にも多くの栄養素が含まれ、骨粗しょう症の予防に効果的です

冬はこたつに入りながらみかんを食べるというスタイルが定着していますが、食べ過ぎると身体が冷えてしまい逆効果です

血糖値の上昇を抑える働きをもつといわれているので、そのまま食べるのがお勧め

ヘタが青くて小さいもの、表面にツヤがあり色の濃いもの、触れたときに皮が浮いておらず果肉がみっちりと詰まっているのが感じられるものが鮮度がよいとされます

保管するときにはできるだけ重ねすぎないよう風通しをよくし、冷暗所に保存します。

 

 

 

 

 

 

 

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