二十四節気
立夏 2022年5月5日
・・・夏の立つがゆえなり・・・
夏の気配が感じられる(国立天文台 こよみ用語解説)
夏を6つに分けたうちの1番目の節気
太陽視黄経 45度 7/24番目
七十二候
初侯・・・鼃始鳴(かわず はじめてなく)5/6 〜 5/10
蛙が鳴き始める
次侯・・・蚯蚓出(みみず いずる)5/11 〜 5/15
蚯蚓が地上に這出る
末候・・・竹笋生(たけのこ しょうず) 5/16 〜 5/20
筍が生えて来る
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立夏とは「夏が立つ=夏の兆しが見え始める時期」で、陽気も増し夏の気配を感じる時期
「夏立つ」「夏来る」ともいいいます
「薫風(くんぷう)」・・・「風薫る」は、青葉若葉を揺らす風に香りがあるかのような様子を表し、青々とした新緑、真っ青な空、爽やかな風の中に、夏の気配を感じる頃
「若葉風」や「草分けの風」も新緑の香りや、初夏ならではのみずみずしさを感じる言葉ですね
ツツジが見頃を迎え、赤やピンクや白の花×若々しい新緑の葉の初夏らしい鮮やかなコントラスト
ツツジは日本原産で、万葉集に出てくるほど古くから栽培されていました
本格的な夏はまだ先ですが、陽の光は一年の中で最も強く、眩しい季節の始まり、「光の夏」とも呼ばれます
この光を受け、野山や草木の青葉はどんどん深みを増していきます
紫外線は強くなっているので、出掛ける際には紫外線対策を忘れずに・・・
立夏のころ・・・
五月五日は端午の節句であり、こいのぼりが空を泳ぎます
こいのぼりには、鯉が滝をのぼって龍になるという逸話にちなんで、男の子の立身出世を願うという意味があります
この頃は、晴天の日が多く、天候が安定していますので、梅雨の前の衣替えや夏の準備に最適です
衣服だけでなく、寝具やカーテン、敷物などのインテリアなども夏仕様の涼しげなものに替えると気分もスッキリします
立夏のころに心がけること・・・
草木から感じる瑞々しいエネルギーをたっぷりと受け止めて、夏本番に向けて、英気を養うこと
そして夏は自分の本領を発揮する時
出来ることは思いっきりやり切ること、きっと花が咲くはずです
立夏の期間の食べ物・・・
柏餅、ちまき
1. 柏の葉が子孫繁栄を表す・・・
柏の木はブナ科の落葉樹で、枯葉となっても木から落ちにくく、新芽が芽吹くまで枯葉が木が留まる様子から、『木の神様に守られている』と考えられていました
子孫繁栄の縁起物として好まれ、端午の節句で食すようになったそうです
2. 柏の葉が柏手に似ている・・・
柏の葉が餅を包む様子が拍手を打っている手に似ているとされ縁起がよいものと考えらたそうです
3. 柏の葉は神聖なもの・・・
食器も土器も無い時代、神事の際に「柏の葉」の上にお供え物を載せ、御神前にお供えをして、手を打ってお祈りをしていたことから、「神前で手を打つ=柏手(かしわで)」というのは、柏の葉の上にお供え物をのせていたことが由来といわれています
4. 柏の葉に薬効がある・・・
柏の葉には抗菌・防腐作用と葉の香りの成分フイトンチッドには精神を安定させる効果と疲労回復の効果があるそうです
ソラマメ
ビタミン類やミネラルなども豊富です
が、収穫した直後から栄養価が落ち始めるため、「旬は3日」などと言われるほど鮮度が命
新鮮なものを買ったその日に味わってみてください
軽な調理方法は塩ゆで、独特の風味をしっかりと味わえます
小エビと合わせてかき揚げ
薄皮は捨ててしまいがちですが、食物繊維が豊富なので、新鮮なうちに薄皮ごとミキサーにかけてポタージュスープにするのもお勧めです
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